2003 温石の料理

皐月


五月の料理ページ やっと 作りました。
壁紙がなかなか 決まらないんですよね(^^;
さて 鰺のシーズンです。小鰺を酢でしめ、山独活と合わせ 向付としました。
上に盛ってあるのは 縒キュウリ よりキュウリです。
「こより、紙縒」 紙をよって こより
胡瓜を厚めに桂むきして、斜めに包丁、箸に巻き付けて整形してから水に放します。
なにやら 楽しげ?でしょ
独活でも人参でもできますね。

 菖蒲紋の江戸切り子向付に虎魚(オコゼ)の雲丹巻を盛ってみました。
手前の緑のツマはヤブカンゾウです。
福島で山菜を採って直売している梅津さんに送ってもらったものです。
ヤブカンゾウの他にも 野芹や野三つ葉いろいろな山菜を扱っていらっしゃいます。
やはり天然の山菜は香りも強く、力強さを感じさせてくれます。
http://www.twoplum.gr.jp/shops/

先日 不覚にも 魚屋で虎魚に右手人差し指を刺され、
指が腫れてしまいました(T_T)
薬屋でキンカンでも・・・ って聞いたら、とんでもない! って
で、テラマイシン軟膏を勧められ 2日で腫れがひきました(^^)


鬼虎魚 オニオコゼ devil stinger
 

井上萬二 作 鮎紋小鉢に 帆立と鮑 コシアブラ を重ね盛りしました。
コシアブラも梅津さんからの山菜です。
天ぷらとか胡桃胡麻和えとかいろいろ楽しめます。

http://www.umakato.jp/waza/sakka/artist03.html
上記URLは井上萬二氏の紹介ページです。
この小鉢も品が良く、清々しさを感じさせてくれる器です。



この椀では ウルイを青み?に使っています。
油目(アイナメ)の葛叩き 生揚げ豆腐 ウルイ 木の芽
吸い地を張る前の写真ですので 吸い地が張られている絵を想像してください。


アイナメ 油目 鮎並 fat cod

 


八寸です。
虎魚のヒレを素揚げにして添えました。
器は輪島真塗りまな板皿に菖蒲を敷き、木地の瓢透かし
虎魚の手前にはコシアブラの胡桃胡麻和え
網絵のつぼつぼには片栗の花の浸し 
富山湾の蛍烏賊 空豆 豆栄螺もろみ味噌添え 
織部の六角酒杯には鯛の白子
お酒が進みそうでしょ(^0^;


焼肴は焼津の隣の用宗の活小鯛の塩焼き
背から包丁して中骨を取り去り、腹骨も一本ずつ丁寧に抜いてあります。
鯛の姿焼きは食べる時小骨が邪魔ですが、ここまで骨を取ってしまえば安心して食べられますね。
はじけるような小鯛の身を今日は木の芽酢で召し上がっていただきました。



竹の子の時期も終わり、ネマガリタケとか破竹が出回り始めました。
少し早めですが、奈良産の丸茄子と万願寺唐辛子を使いました。
茄子は皮を剥いてから素揚げにし、油抜きしてからふっくらと焚きます。
万願寺唐辛子を舟形に、中に芝エビを叩いたものを詰め こちらは衣揚げ
揚げたてを茄子に添え、生姜アンを回しかけています。
とろけるような茄子を海老詰めの唐辛子のやさしい辛さでお楽しみいただけます。


最後は共水鰻の有馬煮をウザクにしました。
鰻の蒲焼きと胡瓜の酢の物ですね。
共水の鰻 この鰻はまったく鰻臭さがありません。
目を閉じて食べれば鰻とはわからないと思います。
柔らかな鰻と胡瓜のカリカリ歯触り 楽しい組み合わせですね。

睦月  如月  弥生  卯月